京都大学大学院工学研究科 工学基盤教育研究センター

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センター長挨拶

一歩踏み出してみませんか

本センターはグローバル人材育成のための工学教育プログラムの構築と、大学院教育の実質化、国際化を目指して、専攻横断型組織として2007年12月に創設されました.「グローバル人材」には、専門教育によって修得される深くかつ先端的な知識に加えて、俯瞰力、国際性、創造力、構想力、行動力が求められます.これらをどのようなカリキュラムによって涵養していくかを立案し、実施していくことが本センターのミッションです.

京大生は研究室における教員とのマンツーマン教育により、専門分野における深くかつ先端的な知識は卒業、修了までに十分身についていると感じています.この深い専門知識に+αが加われば、皆さんはより広い世界で活躍できる人材になると確信しています.この+αは個々人により異なるでしょう.本センターでは、「科学技術者のためのプレゼンテーション演習」や「エンジニアリングプロジェクトマネジメント」など、特定の専攻の専門の枠にはまらない科目を開講しています.また、企業等における開発研究参加型の実習制度としての「産学連携研究型インターンシップ」のお世話をしています.皆さんのグローバル化の第一歩は、定食でないものを選択してみることではないでしょうか.積極的に第一歩(小さな一歩ですね.単に履修登録をするだけです)を踏み出して、+αを見つけて下さい.本センターは意欲のある学生を支援します.相談事があれば、Bクラスター2階にある「グローバルリーダーシップ大学院工学教育推進センター」を訪ねてみて下さい.このドアを開けるのも、グローバル人材を目指す第一歩かもしれません.

工学研究科の教職員の皆様:本センターでは、センター長、副センター長のもと、外国人専任教員と工学研究科各分野から選任された国際化教育担当講師、およびキャリアアドバイザ職員が、国際化教育ならびに産学連携教育の企画・立案・実施、また留学生の支援や国際交流の業務に就いています.本研究科の教育充実のため、本センターに対する皆様のご協力とご理解、ご支援を賜るべく、切にお願い申し上げ、就任の挨拶に代えさせていただきます.

 

2018年4月
工学研究科附属工学基盤教育研究センター

センター長  鈴木 基史